環境事業
Aboutアクアポニックスから始める
未来型好循環都市構想
未来型好循環都市とは、産業間の垣根を低くすることで多くの資源を循環・有効利用し、循環型社会の形成と事業の効率化を
目指す高度インテグレーションモデルのことです。私たちは、環境配慮型生育システム「アクアポニックス」を起点として
この未来型好循環都市を日本各地に実現するための事業を展開しています。
What isAquaponics?アクアポニックスとは何か?
アクアポニックスとは、魚や水生生物を飼育するための 水槽と、水槽で排出された水を使い植物を栽培する水耕 栽培装置を組み合わせた、持続可能な農業システムです。 完全無農薬で栽培が可能なことや、1セットの最小面積 が54㎡と省スペースであることに加え、その他に4つの 特徴があります。
特徴1完全自然循環
農薬・抗生剤・ホルモン剤無使用で完全自然循環の養殖・ 栽培ができます。さらに土壌栽培の半分での収穫が可能です。
特徴2低コスト
照明や空調など電気料金を極力必要としない仕組みのため 光熱費が低コストです。
特徴3高効率の養殖・栽培
高麗人参と錦鯉といった、高付加価値の栽培・養殖を同時 に行うことができるため高効率です。
特徴4省労働力
人員一名につき4セットの運用が可能です。また、1日あた りの労働時間は3時間程度。省労働力で運用できます。
METHODアクアポニックスの活用法
SDGs
アクアポニックスでは、魚の排出物から発生するアンモニアがバ クテリアにより硝酸塩に分解され、それが植物の栄養素となりま す。このように循環する仕組みのため水は綺麗に保たれます。ま た、完全無農薬・無抗生物質・無養液で作られた安心な食品を提 供できます。
新規事業・地域活性化
IGNITIONのアクアポニックスは小スペースで運用できます。また、 湧水や気候など地域環境によって栽培できる野菜や魚が変わること も魅力の一つです。あなたの町の名産品をアクアポニックスで育て ることでメディアなどから注目を集めパブリシティ効果は抜群です。
防災・災害対策
日本では毎年のように地震・豪雨・台風などの災害が起きます。 その際、電気・水道が止まり道路が通行止めになる等の事態が想 定されます。アクアポニックスが身近な場所にあれば食料や電力 の供給場所として重宝されます。
地域特性に合ったエネルギー源の供給
鶏糞・馬糞・牛糞など、今まで捨てられていた”コスト”をエネルギ ー源として再利用できます。そのエネルギーがアクアポニックスの 水を循環させます。
耕作放棄地・空き家の有効活用
アクアポニックスは室内でも栽培できます。近年社会問題となっている耕 作放棄地や遊休地、空き家、廃校の活用法としても注目を集めています。
障がい者・就労支援
収穫期間を除くと、1日あたり2〜3時間(4セットまで)の作業で 栽培が可能です。
LIFEアクアポニックスで育つ生物
FISH/魚
下記の他、地域特性によってイワナやチョウザメなどが飼育可能です。 水温やPH、日照時間などを考慮して選定します。
PLANT/野菜
高麗人参は年7回~8回収穫が可能。単価も高いためお勧めしている植物です。 この他、わさび・クレソン・サンチュ・サニーレタス・パセリ・ルッコラ等を栽培できます。